★ 2014年2月20日(木)「春闘一日行動」の取り組み ★

2・20春闘一日行動で、5業界団体に要請

 2月20日(木)、春闘行動恒例の「2・20春闘一日行動」を取り組みました。

要請を行った業界団体は、電子情報技術産業協会JEITA、電機・電子・情報通信産業経営者連盟、日本電機工業会JEMA、ビジネス機械・情報システム産業協会JBMIA、情報通信ネットワーク産業協会CIAJで、要請書に基づいて春闘要求アンケートの取組みと結果、電機大リストラでのCSR問題などの報告・要請を行いました。

 各業界団体は、「(職場の現状について)認識を新たにしました」「現場の生の声が分かりたいへん勉強になった。日経新聞の報道では分からない」などコメントするなど、真剣に耳を傾けました。要請書の内容は、<こちら>を参照ください。

 また、業界団体への要請行動と合わせて、昼休み時間には日立本社大森で、夕方にはソニー大崎、富士電機本社ソニーシティ大崎での宣伝を行いました。

 下記に、春闘一日行動と宣伝の写真を掲載しましたのでご覧ください。

電子情報技術産業協会JEITAでの要請メンバー

電機・電子・情報通信産業経営者連盟、日本電機工業会JEMA要請メンバー

ビジネス機械・情報システム産業協会JBMIA要請メンバー

情報通信ネットワーク産業協会CIAJ要請メンバー

早朝の三菱本社前で宣伝

昼休み時間帯での日立本社大森宣伝

帰宅時間帯でのソニー大崎、富士電機本社ソニーシティ大崎での宣伝

★ 2013年2月20日(水)「春闘一日行動」の取り組み ★

  中央本部は2月20日(水)、「春闘一日行動」を取り組み、5つの業界団体への要請・懇談を行い、朝、昼、夕の宣伝行動を行いました。

「春闘一日行動」は、「三菱本社前での宣伝→電子情報技術産業協会に要請→日本電機工業会と電機・電子・情報通信産業経営者連盟に要請→日立本社大森別館での宣伝→情報通信ネットワーク産業協会に要請→ビジネス機械・情報システム産業協会に要請→ソニー大森での宣伝」を順次に展開しました。

 

昨年に続いての2回目の一日行動を成功させ、業界団体への要請行動という貴重な経験を積み重ね、新しい境地をいっそう広げた行動になりました。

取組みの概要を以下に報告いたします。

  7時40分の三菱本社前での宣伝行動でスタートしました。底冷えと寒風が吹く中でしたが、谷口利男電機労働者懇談会事務局長は「完配までガンパロウー」と檄を飛ばし、米田徳治中央執行委員長のマイハンドマイクでの終始の訴えに元気をもらい、準備したビラを撒ききりました。千代田区労働組合協議会の水久保文明事務局長が支援に駆けつけました。

・参加者 15名

・電機懇と東京地評、三菱電機名古屋派遣切り争議ビラの3種類セットを245セット配布。

 

 

  9時30分から、電機大手をはじめ約400社が加盟する電子情報技術産業協会と要請行動を行いました。

米田委員長から総務部長代理に、要請の主旨、電機リストラの状況、春闘アンケートの説明を行い、「業界団体としても、『要請書』の内容を受け止めてほしいと訴えました。

今井節生電機懇代表は「労働者に雇用不安が広がっている。業界団体も力を発揮してもらいたい」と、谷口利男電機懇事務局長は「(グループ会社のリストラについて)親会社の責任を明確にしてもらいたい」と要請しました。森英一中央本部書記長は「リストラ時にはCSRがまったく無視されて職場は違法状態になった。リストラ時もCSR遵守を強めてほしい」と訴えました。

要請書の内容は<こちら>を参照下さい。

  11時から、業界団体の老舗である日本電機工業会の総務部長と電機・電子・情報通信産業経営者連盟の

事務局次長の二つの業界団体が同席する形で要請を行いました。

  米田委員長が「要請書」を読み上げ、春闘アンケート結果、電機リストラの状況を説明しました。

 12時から13時まで、日立本社大森別館で、宣伝行動を行いました。品川地区労働組合協議会の佐藤盛雄事務局次長をはじめ4人が参加され、宣伝カーも準備していただきました。

 谷口氏はマイクを握り続け「日立電線と日立超LSIのリストラを紹介し、親会社・日立はグループ会社の雇用にも責任を持つよう」など、熱く訴え続けました。

総務担当者が「ビラをください」と飛んできて、谷口さんの訴えをジーと聞いていました。

・参加者 14人

・電機懇と東京地評、日立懇ビラの3種類セットを150セット、品川春闘会議が準備した春闘チッシュ300個を配布。

 

 14時30分から、情報通信ネットワーク産業協会の総務部担当部長に対して、米田委員長が「要請文」を読み上げ、手交しました。

 担当部長は「要請書を受け取ります」と返答しました。

 

14時50分から、ビジネス機械・情報システム産業協会に要請を行いました。当初は、担当者(総務企画部担当部長)の都合が悪くて「要請書」を手交するのみの予定でしたが、30分間ほど要請・懇談が持てました。

 

  17時から18時まで、ソニー社前(JR大崎駅)で配布を行い、一日行動を終えました。

・参加者 4人

・電機懇と東京地評ビラの2種類セットを176枚配布。

  東京支部は17時15分から18時、ルネサス武蔵前で宣伝行動を行いました。

・参加者13人(電機懇・ユニオンが4人、小平地区労働組合協議会、

        小平地区教職員協議会、3名の市議)

・電機懇と東京地評、日立懇とむさしNetの4種類セットを368セット配布。

【行動参加者からの感想・意見】

・いずれの業界団体が春闘アンケートの説明にで身を乗り出して聞いてきた。

 アンケート活動は力になる。

・意外と要請内容を聞いてくれた。また、電機工業会の「原子力発電が稼働しないと、

 電機産業はジリ貧ななる」という本音も聞けた。

・日本電機工業会、電機・電子・情報通信産業経営者連盟との要請は、もう少し時間を

 かけて丁寧に話し合うことが必要。電機連合との違いの説明も必要。

・要請はメリハリをつけて、戦略的に行っていくことを考慮してほしい。

・5つの業界団体と話し合えた。業界団体との接点も強まってきた。我々が産業のことを

 真剣に考えていることも伝わってきている。

・本行動に、東京地評加盟団体が積極的に参加され、東京地評との共闘が動き始めている

 ことを実感できた。